ISO14001活動

基本理念

株式会社大東運輸は,「環境との共生」を図ることを経営の最高課題としています。

そして私達の将来の世代が,現在ある緑豊かな美しい地球環境を,更には,現代の快適な生活環境を私達と同じように享受できる,そうした「持続可能な社会」の創造に貢献したいと考えています。

そのため,当社は「環境マネジメントシステム」を構築し,このシステムを推進することにしました。

当社は環境パフォーマンス向上のために「環境マネジメントシステム」を継続的に改善し,「地球に優しい企業」を目指します。


 

基本方針

当社は、環境を保護し、汚染を予防し、環境負荷を低減する形で事業を行います。

取り組みにあたっては、各部が環境目標を設定して行っていきます。また、事業運営

関する法令・条例、当社が締結した契約等を順守して事業を行います。

令和6年4月、当社は、『令和6年度の事業方針』を定め、これに基づいた取組を進

めていきます。

また、事業活動の根幹である輸送の安全確保と労働災害防止の維持向上に関しては、

『事故ゼロ・クレームゼロ』を目指し策定した『運輸安全マネジメント実施計画』を

確実に実施していきます。                                 


1.「安全作業」と「安全輸送」及び事故防止対策

1)「安全作業」と「安全輸送」

   毎日、「安全作業」と「安全輸送」を継続する。事故を起こさないで1日の作業を終える。これが究極の目標である。目標達成のため、各種の事故防止対策を実施する。スピード感をもって取り組む。

(2)安全衛生・事故防止委員会の開催 毎月「安全衛生・事故防止委員会」を開催する。委員会では議論・活動を活発化させ、その成果を事故防止対策に迅速かつ確実に反映させていく。また、健康面においても、より良い情報を提供し、職員がより健康で働きやすい職場を目指していく。   

(3)関係法令・ルールの遵守と安全意識の認識強化

   安全作業・安全運転・事故防止等に関する法令や物事を安全に進めるための約束事であるルールを理解し、遵守する。また、職員に「事故を起こさないという強い意識と意思」を持たせることを実践し、習慣化させる。

(4)同じ目線で連携

   経営者・管理監督者も業務従事者(オペレーター・運転手・作業員等)と同じ目線で、安全対策・事故防止に取り組む。 

(5)東京環境保全協会目標の遵守

   東環保2025年度協会目標「事故ゼロ! クレームゼロ!」を遵守する。

   一時停止は2度止まれ!!

   交差点は ゆとりをもって 安全確認 最徐行

   自転車の 急な飛び出し 細心の注意

   発進時 指差し 確認

   運転は 慌てない 焦らない 譲る心を忘れない

   カモ運転で 危険を察知

    (飛び出してくるカモ 相手が止まらないカモ 前車が急に止まるカモ)

(6)ドライブレコーダー等の活用

   ドライブレコーダー、デジタルタコグラフのデータ等をドライバー教育に積極的に活用し、安全運転意識の向上、運転技術の向上を図る。 

(7)運輸安全マネジメントの情報公開

   輸送の安全に関する計画を策定し、実行し、チェックし、改善する(Plan Do Check Action)ことを確実に行い、安全対策を不断に見直す。そして全社員が一丸となって業務を遂行し、輸送の安全性の向上に努める。また、この計画を公開する。


2.働きやすい職場と環境

(1)人権の尊重と差別の禁止

   人が人として尊ばれる人権を尊重し、人が人として尊ばれる職場を作る。

   人種、国籍、性別、年齢等によるいかなる差別も許さない。パワーハラス

   メント、セクシュアルハラスメント、マタニティハラスメント等、いかなる

   ハラスメントはこれを許さない。また、暴力等こ れに類するものも許さな

   い。

(2)健康管理の強化

   感染症対策を継続して行うとともに、熱中症対策は特に充実強化して実施

   る。また、産業医と連携(有所見者のフォロー、面談等)を密にし、従業員の

   健康面でのフォローアップ強化を図る。健康診断は1月以前に前倒しして実施

   する。

 

3.人材の育成・活用と組織の活性化

1)接遇力の向上接遇研修を実施し、住民(お客様)との接遇に関する職員の意識

   の向上を図り、区民にやさしい、区民から親しまれる清掃事業を推進する。

(2)人材育成制度の充実

   経営を安定的に支える従業員を育成するため、教育・研修制度や、運転免許等

   の資格の取得支援制度の人材育成支援制度の充実を図る。

(3)職員の処遇と活用

   職員の処遇は、本人の能力・適正・成果等の合理的要素を基準とし、それ以外

   の要素はその基準としない。職員の適正評価により、職員個々の意欲を増進さ

   せるとともにその能力を活用し、組織の活性化を図る。

 

4.環境への負荷の軽減

1)エコドライブの推進等

   エネルギー使用量の見える化、エコドライブの推進等により、業務に係るエネ

   ルギー効率を高め、継続的なコスト削減を図る。

(24Rの推進

   ①Reduce(リデュース):排出抑制(ごみの発生や製品を作るときに使う資源

   の消費を減らす。)、②Reuse(リユース):再利用(繰り返し使うこと。)

   ③Recycle(リサイクル):再資源化(再び資源として使うこと。)、

   ④Refuse(リフューズ):断る(不必要なものは買わない。)を推進し、循環

   型社会の一員として、省エネ、省資源に取り組む。

(3)グリーン購入

   環境に配慮した物品の優先購入(グリーン購入等)を進める。

(4)コストパフォーマンス

   業務の実施にあたっては、コストの見える化、PDCAサイクルの徹底、業務の

   実施方法の標準化等を図るとともに状況に応じた多方面から検討を加え、

   より効果的・効率的な執行に努める。

   

5.その他

(1)地域交流・地域貢献

   地域経済対策及び地域振興等の観点から、業務の発注や物品購入等については、都・区内業者への発注機会の確保に努める。

(2)SDGs(持続可能な開発目標)の取り組み

   国際社会の共通認識であるSDGs(持続可能な開発目標)の考え方を理解し、事業活動を通じてその実現に貢献できるよう努力する。

(3)公正な事業運営と公正な取引慣行

   受託した業務については丁寧かつ適正に履行し、公正な事業運営を行い、贈賄

   等の腐敗行為には関わらない。また、取引においては独占禁止法等の取引関連

   法を遵守し、談合等の不公正・反競争的な取引をしない。

(4)情報管理の徹底

   個人情報や業務上知りえた機密事項等の情報管理を徹底し、社外への漏洩を

   防止する。セキュリティ対策その他の取組を促進させる。

(5)情報の記録と開示

   事業活動に係る記録等について、偽造したり、改ざんしたり、隠す等の倫理に

   反する行為をしない。

(6)公益通報

  「公益通報者保護制度」の趣旨を理解し、内部通報者に係る秘密を守り、通報者

   に不利益な取り扱いをしない。


                                   以 上


 この環境方針は、当社で働く全従業員に周知し、併せて広く一般に公開する。

 

 

                              令和 7 年4月1日

                                       株式会社大東運輸

                          

 


 

 

環境マネジメントプログラム(EMP)の実施事項

著しい環境側面

対象部署 環境目的 環境目標

事故ゼロ・トラブルゼロ・クレームゼロ

総務部

自動車部

事故ゼロ・トラブルゼロ・クレームゼロ

改善項目

有責事故(物損及人身)を7件以内とする

紙の使用

総務部

自動車部

紙の使用量の削減

維持項目

コピー用紙の両面利用

スキャナー機能を最大限に活用

電力の使用

総務部

自動車部

電力の使用量の削減

維持項目

エアコンの温度調節

OA機器の節電モード設定

照明機器の最小限の点灯

水の使用

 自動車部

水の使用量の削減

維持項目

洗車場の節水

洗濯機の節水

健康面でのフォローアップ

総務部

自動車部

健康で明るい職場の形成

維持項目

毎日の健康チェック

産業医との連携による

有所見者のフォローアップ